マンガとドラマの軋轢、実写化のひっかかりについて
最近多くなっている、マンガ実写化の問題について個人的な感想をかく。
本日スマホをふと除くと、萩尾望都作「ポーの一族」を原案とした新作ドラマが、SMAPの香取慎吾を主役としてスタートすると話題になっていた。
「ポーの一族」のあらすじと絵柄を知っているだけだし、原案と銘打ってあるので原作ストーリーと話が違っていてもしょうがないが、さまざまな部分に違和感を覚えた。
<原案>というところ
「原作」から名称や設定を借りているだけでも、原作に対するリスペクトや、これを活かしたおもしろさを見せてくれれば問題ないとかんじている。
しかし最近のマンガ原作ドラマはこういう部分を軽視してるように見受けられるところが多いので、なんだか安心できない。
テレビ局の関係者の皆様にはぜひがんばっていただきたい。
キャスティング
筆者は芸能界のことに全くといっていいほど興味がまるでない。
だれが結婚しようが離婚しようが、容姿がよかろうが、結局は同じ人間だろうと思っている。
なので売れている俳優や、これから推していく俳優をキャスティングされるより、より上手に演じてくれる俳優を作品に求めている。
もちろん前者の俳優を起用するなとは言わないが、やる気のない大根役者は多用するなといいたい。
こういうところがひっかかっているのだと思う。
すべての作品がこの問題をクリアして良作である必要はないけれども。